20世紀アジアを代表する作曲家 ホセ・マセダ(フィリピン)が、1953年から72年の間に行ったフィールド録音集!
素晴らしいです!武満徹、タンドゥン(中国)と並び賞される20世紀アジアを代表する作曲家 ホセ・マセダ(フィリピン)によるフィールド録音集!本作は、東南アジアの音楽文化を体系化した一人として民族音楽学の研究者としても多大な業績を残したホセが1953年から72年の間にフィールドワークにて録りためた音源をまとめた作品で、フィリピンの少数民族による音楽文化を包括する内容となっております!ゴングや鉄琴、フィリピンの民俗楽器クリンタン、それからギター、チター、竹笛、鼻笛、口琴、多層的なコーラス、独唱など、フィリピンの様々な音楽を生々しく生活感が息衝いた演奏として楽しめます!虫や動物の鳴き声、その場で暮らす人々の生活音などが、楽器演奏と溶け合うことで、絶妙な臨場感が生まれていますね!録音機材によるノイズ混じりの音像と、南国の空気感が心地良い傑作です!大推薦!!
※本作は、近年アジアの諸地域で映画や舞台芸術の分野で音楽ディレクター/サウンドデザイナーとして活躍している森永泰弘がマセダの膨大な音源資料をコンパイルし、フィリピン大学民族音楽センターと共同でプロデュースした作品です。