中国の口琴奏者、ワン・リ!現地でのフィールド・レコーディングとは違い、完全なる作家性を感じる傑作!
1980 年生れの中国の口琴奏者、ワン・リの作品!共産党員の両親が決めた進路に逆らい、2001年からフランスに滞在し、数ヶ月の放浪生活の後、パリの西の郊外での修道生活を経てから演奏活動を始めたというかなりユニークな経歴の持ち主!完全な独学で学んだ口琴の音色で描く独特の世界観が素晴らしく、アンビエントともアヴァンギャルドとも取れるような不思議な面白味がありますね!現地でのフィールド・レコーディングとは違い、完全なる作家性を感じる辺りも◎!極度にシンプルな音世界からは瞑想的な安らぎも得られますよ!聴けば聴くほど味わい深く感じられる一枚です!オススメ!