素晴らしいです!SSW、Graeme Jefferiesの23年作!フォーキーな楽曲と幻想性を帯びたサイケデリアが◎!
素晴らしいです!Nocturnal Projections、This Kind of Punishment、The Cakekitchen等の活動で知られるNZの伝説的SSW、マルチ・インストゥルメンタリスト、 Graeme Jefferiesによる2023年作!本作は1988年に Flying Nunからリリースされた 『Messages For The Cakekitchen』以来となる35年ぶりとなる2枚目のソロ・アルバムとなります!ロックダウン中にエミリー・ブロンテの自伝からインスパイアされ、1人で制作した作品となるわけですが、オルタナティブな感性を軸にしたフォーキーな楽曲と幻想性を帯びたサイケデリックな質感がリリカルに響く素晴らしい内容となっていますね!反復を活かしたミニマリスティックな楽曲やノイズを孕んだエクスペリメンタルな演奏などもありますが、作品の印象としては喪失感を内包した叙情的なフォーク・ソング集といったところでしょうか!?また、アンティークのハンマーダルシマー “マーキソフォン”(フレッドレス・チター)の印象的な音の響きも◎!丁寧に作られたということがよく分かる傑作となっていますよ!オススメ!