アルメニア出身/LA拠点のピアニスト、ヴァルダン・オヴセピアンが“VOCE”名義で発表した傑作!
これは素晴らしい!タチアナ・パーハとの共作盤も素晴らしかったアルメニア出身/LA拠点のピアニスト、ヴァルダン・オヴセピアンが“Vardan Ovsepian Chamber Ensemble”名義で発表した2013年の作品!ジャズやクラッシック、ミニマリズム、アルメニア音楽などを背景に滲ませた素晴らしい楽曲を、ピアノ、ベース、ドラム、パーカッション、ヴィオラ、ヴァイオリン、チェロといった楽器編成で楽しめる傑作です!ジャズのスリリングな演奏、室内楽の甘美な響き、現代音楽的な不穏な官能などを呑み込みながら、決して冗長な展開にはならず、コンパクトにまとめ上げることで、アルバム全体をスッキリと小気味よくまとめ上げていますね!どのパートも非常に音が立っていて◎!それから、カルテット・ファンタスティコやフライング・ロータスの作品でもお馴染みのミゲル・アトウッド・ファーガソンも参加していますよ!
ちなみに、ヴァルダン・オヴセピアンに対して、ピーター・アースキンやブラッド・メルドーが賛辞を惜しまず、同郷のティグラン・ハマシアンもシンパシーを感じる音楽家として名前を挙げているとのことです!オススメ!!