滅茶苦茶イイです!デヴィッド・トゥープの2020年作!音への感度の良さが分かる好内容です!
滅茶苦茶イイです!ブライアン・イーノのレーベル“Obscure”からのリリースや自身のレーベル“Quartz”での活動、フライング・リザーズや49アメリカンズへの参加、それから著述家としても知られるデヴィッド・トゥープの2020年作!長尺の1曲目“Fox Spirits”は中国に伝わる狐の幽霊の話(?)をモチーフにした楽曲で、デヴィッド・トゥープの50年にも渡る録音素材を当作品のリリース元でもある“Room40”のオーナー、Lawrence Englishがコラージュ!土着的な香り充満させた密度の濃い見事なコラージュ作品を聴かせてくれますよ!重層的な音風景がとても魅力的ですね!そして、2曲目以降もかなり面白く、蜂の羽音や蛙の鳴き声、1901年のビクトリア女王の葬式や愛国心について語る叔父との会話、それからデレク・ベイリーやオーネット・コールマンとの会話、北京やチェンマイでのフィールド録音、それから自身のソロライブの模様などが収録されています!いずれもデヴィッド・トゥープの音への感度の良さが分かる好内容となっております!対談やビジュアル作品を掲載した40ページのブックレット付で全19曲!オススメ!