サイケデリックでエキゾチック、硬質で求道的、穏やかな安らぎに満ちた極上のフォーク作品!
素晴らしいです!ディスコード・レコーズからの諸作で知られるポスト・ハードコア・バンド、ラングフィッシュのフロントマン、ダニエル・ヒグスが、写真家でマルチ演奏家でもある石井文得と組んだ“ファウンテンサン”のセカンド!硬質でたおやかなフォークを聴かせてくれた前作同様、本作も大充実の内容となっていますね!歌と語りを軸にバンジョー、ギター、ヴィブラフォン、マリンバ、ドラム、ゴングなどで表現される楽曲はどれも本当に素晴らしく、バラッド、狂詩曲など、フォークの持つ根源的な部分を感じさせてくれる表現を随所に孕んだ非常に味わい深い作品となっています!“瞑想”を想起させるような、どことなく達観した風情が感じられる辺りも非常にイイですね!サイケデリックでエキゾチック、硬質で求道的、穏やかな安らぎに満ちた極上の1枚です!フォーク・ミュージックの長く豊かな歴史に思いを馳せたくなるような作品ですよ!大推薦!!
※16Pブックレット付(メンバーであるフミエ・イシイのエッセイを掲載)。録音はティム・グリーン(ネイション・オブ・ユリシーズ)です!