格好イイです!Steve Shehanの1995年作!エクスペリメンタル×ワールドミュージック×アンビエントな傑作!
格好イイです!フランスを拠点に活躍を続ける打楽器奏者、Steve Shehanが1995年にリシースした『Indigo Dreams』が初のLPリイシュー!Satyajit Rayの小説『The Indigo Night』から着想を得たという本作、オリエンタルな風情にジャズやアフリカ、サントラのエッセンスを織り交ぜたアンビエントなサウンドが“第四世界”へと誘う素晴らしい作品となっています!多くの参加ミュージシャンによる多彩な楽器の演奏にブラジル、バリ、エチオピア、ブルンジ、セネガルなどの音素材を交えて展開されていくサウンドには未知なる音や世界への想像力をかき立てるような魅力があり◎!『Arrows』と比べるとスッキリとした音の印象を受けるかもしれませんが、大胆な音使いが作品にダイナミズムを与えていく感じは本作でも絶好調ですよ!それから、ミニマルでパーカッシブなリズムに導かれる神秘的、幻想的、夢想的な叙情性が高揚感を伴い響いてくる感じも心地良いですね!エクスペリメンタル×ワールドミュージック×アンビエントな傑作です!ちなみにSteve Shehanはリシャール・ピナス、エクトル・ザズー等のアルバムへの参加でも知られていますよ!Sussan Deihimも参加しています!オススメ!
「このアルバムは、ある夜私が眠りに落ち、Satyajit Rayによる小説『The Indigo Night』の夢を見た時に着想を得ました。その夢の中で私は小説の世界にいて、藍畑の世話をして暮らしていました。その夢があまりに強烈で、その時に私はSatyajit Rayに捧げるアルバムを作ると決めました。私はSatyajit Rayの1958年の映画『The Music Room』にも強く影響を受けています」 - Steve Shehan