マオリ族の作曲家の作品を独自にアレンジして、ほぼ肉声のみで構成された傑作!ヴァシュティ・バニヤンも参加!
イイです!ニュージーランドのSSW、ダドリー・ベンソン、2010年に制作したセカンド!、ニュージーランドの先住民族マオリの高名な作曲家/詩人のヒリニ・メルボルン(Hirini Melbourne)の楽曲をダドリーが独自の解釈にてアレンジ、プロデュースしたコンセプチュアルな意欲作!ほぼ人間の肉声のみで構成されたこのアルバムは、ヴォーカル・クァルテットThe Dawn Chorus、ヒューマン・ビートボクサーKing Homeboyといった地元の著名アーティストに加え、ダドリーがリスペクトする伝説の女性フォーク・シンガー、ヴァシュティ・バニヤンも参加!ヒップホップ的なアプローチをみせたり、クラシカルに男声四重唱を加えたりと、伝統的なフォーク・ミュージックの土着性に、洗練されたアレンジを施したかなりの力作と言えますね!民族音楽やクラッシックの持つ崇高な世界観にウェットな詩情を加味したサウンドはどこか浮世離れしたような美しさがあり◎!オススメ!