芳醇なジャスとタンゴの香り。濃厚でデカダンスな世界が際立つ素晴らしき室内楽!
最高!mama! milkの7作目!アコーディオン、コントラバス、トロンボーン、ドラムで奏でる濃厚でデカダンスな素晴らしき室内楽を聴かせてくれます!ジャズやタンゴをベースにした優れたアンサンブルは緻密であると同時に荒々しさを内包しており、コントラバスの低音がうねる度にグルーヴに独特の揺らぎが現れてかなり格好イイですね!オリジナルにバッハの曲を交えた楽曲も素晴らしく、郷愁を誘うメロディは決して安直な方向へとは流れずに、凛とした優雅な佇まいを保っている辺りも流石です!優れたサウンドトラックを聴いている時のような、異空間へと誘う、しなやかな詩情にドップリ浸ることが出来る最高の一枚!大推薦!