本作は、82年から84年の間にリリースした2枚の傑作、『Music For Sanza』と『Africa Sanza』から主にセレクトされた編集盤で、タイトル通り、サンザ(親指ピアノ)の響きを活かした作品となっています!サンザの深い響きに誘発されたのか、益々スピリチュアルでミニマルな要素が強く感じられますね!今までのベベイの作品同様、全編にわたってポップでメロウな感性で貫かれているのですが、本作は、かなりトリップ感覚に溢れた酩酊感抜群の作品となっています!それから、深い残響を宿した全体の音像には、靄がかかっているような感触があり、それが妙な暖かさとなって機能していますよ!宅録的な質感も◎!大推薦!最高!!