素晴らしいです！俚謡山脈監修の民謡発掘シリーズ第５弾！今回は、東北最古の盆踊りといわれる岩手県北部二戸市の “ナニャトヤラ”となります！太鼓と即興で繋がれていく歌詞/歌唱がトランシーかつヴィヴィッドに響く素晴らしい内容となっていますね！リズムと歌が土地と身体の内部から湧き出てくるような土着的な雰囲気が最高に格好イイですよ！なんでも、 “ナニャトヤラ”というワンフレーズをひたすら繰り返すトランシーなこの盆踊りは「謎の歌」として知られ、その由来は諸説ありますが、有名なものはキリストの墓伝説と共に語られる「ヘブライ語説」とのことです（源流は不明）。本作には岩手県北部二戸市で活動する二戸市ナニャトヤラ保存会による2002年録音、2015年録音、2023年録音の３バージョンが収録されていて、どれも本当に格好良くて◎！聴き比べるのも面白いかと思います！2000年代に録音されていることが何故か不思議に感じられる、むせ返るような熱気に彩られた極上の名演集！24頁ブックレット封入で解説は俚謡山脈（英訳も掲載）！装丁デザインは高木紳介 (Soi48）で、マスタリングは倉谷拓人！そして、2023年版の録音・ミキシングはSUGAI KENが手掛けています！オススメ！