大傑作、カセットテープ・リイシュー！
最高！90年代に山塚アイ、豊田道倫らから賞賛された戸張大輔、10年の沈黙の後、2009年にリリースされたセカンド・アルバムがカセットテープ・リイシュー！1st『ギター』の世界を押し広げたような内容で、得体の知れない濃厚さという面ではファーストの方が凄味に満ちていますが、本作ではより静けさを強く内包させた見事なアシッド・フォークを展開しています！民族音楽的な旋律をサイケデリックに散りばめ、神秘的で瞑想的な風情を感じさせる辺りには、“New Weird America”以降とも共振しているような雰囲気もありますが、またちょっと違った味わいがありますね！時折、甘く響く声とギターが異空間へと誘ってくるようで、最高に心地良いですよ！『ギター』とあわせて是非！大推薦！

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