最高！！現代アルゼンチンを代表するギタリスト、キケ・シネシの16年作！本作は、フォルクローレの偉大な作詞家/作曲家クチ・レギサモンの作品を取りあげた『Cuchichiando』の続編となる第2弾！フォルクローレの土着性とモダンさを際立たせる日本人ケーナ奏者、岩川光との楽曲や、グアダルペ・ゴメスの歌唱が光る浮遊感に満ちた楽曲、クチ・レギサモン本人の声を引用しながらモノ・フォンタナの宇宙的なエレクトロニクスが神秘的な輝きを放つ楽曲、カルロス・アギーレが巧みなピアノでふくよかな叙情性を引き出した楽曲、シルビア・イリオンドの素晴らしい歌唱を堪能できる楽曲等々、前回同様、多数のゲストを招いて制作された作品となっています！もちろん、7弦ギターや10弦ギターを巧みに操るキケ・シネシの演奏は本作でも最高ですよ！全編心地良い静けさに貫かれていますが、多彩なゲストが静寂に様々な色彩を与えてくれていますね！フォーク、ジャズ、クラッシックなどを盛り込んだ音楽的な多彩さと、奥行きを感じさせてくれる聴き所満載のモダン・フォルクローレの傑作です！素晴らしいですよ！大推薦！！