滅茶苦茶イイです！熱心な音楽ファンの一部から熱烈な支持を得ているモントリオールのSSW、Myriam Gendronの2024年作！シャーリー・コリンズ等のトラッド・フォークの凜とした素朴な美しさと、Sibylle Baierや Connie Converseの魔法がかった親密な空気感が合わさったような独特の趣は本作でも絶好調です！ギター、歌、ソングライティングのどれもが本当に素晴らしく、オルタナティブな感性を介在させながらトラッドソングのように何世紀も前から存在していたかのような強固な佇まいと説得力が強く感じられる滅茶苦茶魅力的な作品となっていますよ！影響を受けたというレナード・コーエンやフェアポート・コンヴェンション、ジョセフィン・フォスターらとも比較されるようなサウンド/楽曲が、フォーク・ソングの魅力を存分に伝えてくれる大傑作です！ドロシー・パーカーや16世紀の英国トラッドにインスパイアされたという楽曲も◎！それから、本作ではMarisa Anderson（エレクトリック・ギター）、Jim White(ドラム)、 Cedric Dind-Lavoie(ベース)、Bill Nace(エレクトリック・ギター)、Zoh Amba(テナー・サックス)が参加しています！軽重、濃淡の按配も素晴らしく、絶妙な高揚感と叙情性に包まれていくような極上盤ですね！傑作と名高いコチラとコチラが好きな人は勿論、初めて聴く人も是非チャレンジしてみてください！大推薦！

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