素晴らしいです！アンビエントノイズ/ダークアンビエントの文脈の中で独自の電子音響音楽を追求してきた石上和也の17年作！ノイズを孕んだ静謐なダークアンビエントといった趣で始まる1曲目から最高に格好イイですね！触れることが出来るかと思ってしまうくらいに音の存在感が際立っており、それがそのまま音の深遠さに繋がっています！ドローン、アンビエント、ノイズなどが混在していきながら展開されていく音の連なりには、ノスタルジーや祈りを想起させるような情緒的な感覚が漲っていて◎！抽象的な雰囲気をまといながらも確かに存在するリズムや旋律がきめ細やかな響きとなって立ち上る傑作です！大推薦！！