素晴らしいです!男女デュオJune Et Jimのスペイン人アーティスト、Borja Flamesの18年作!前作同様の“ミニマルなアヴァン・シャンソン”といった趣を残しつつも大胆にエレクトロニクスを導入した野心作となっています!エレクトロニクスをフィーチャーした官能的でダンサブルな楽曲や、声をシャーマニックに反復させていくような楽曲等々、ある種の捉えどころのなさが魅力的な不思議な作品ですね!アーサー・ラッセルやフアナ・モリーナ、そしてトン・ゼーらと比較されているようですが、甘美で官能的な魅力と狂騒的なエグさを併せ持つ感覚が本当に素晴らしいですよ!それから、音で遊ぶ感覚と叙情的なデカダンスが優れた音響感覚の中で交錯していく感じもスリリングで◎!歪でモダンなポップ・ミュージックの傑作です!June Et Jimのマリオン・クーザンも参加!大推薦! ※本作はアントワーヌ・ロワイエでお馴染みの“Le Saule”とチェリスト、ギャスパー・クラウスのレーベル“Les Disques du Festival Permanent”の共同リリースとなります。