最高!チリのセントラル・ヴァレーに伝わる宗教民謡 “カント・ア・ロ・ディビーノ”に焦点をあてた極上コンピーレーション作品!“カント・ア・ロ・ディビーノ”は仕事を終えた農民達が集まる満員の部屋で礼拝と内省のために演奏される音楽で、25弦のギタロンとデシマ(韻を踏んだ10行詩)で歌われています!終末、神、天使の鮮烈なヴィジョンを想起させると同時に、労働や干ばつ、家族、動物、植物、谷間の日常生活にも根ざしているという歌と演奏が滅茶苦茶イイですね!土着的でありながらもどこか神秘性も宿しているような雰囲気に魅了されてしまいますよ!ギタロンの美しい響きと朴訥とした歌声がゆったりとした宇宙的なおおらかな時の流れを体感させてくれるようでもあり◎!ちなみに、“カント・ア・ロ・ディビーノ”はビオレータ・パラも取り上げていますよ!それから、今作はミシシッピレコードがMuseo Campesino En Movimientoと共同で数百時間にも及ぶ“カント・ア・ロ・ディビーノ”のフィールド録音からコンパイルした音源集となります!ゲートフォールドジャケッ仕様で8ページのブックレット付!不思議な力を感じさせてくれる素晴らしいフォーク・ミュージックを楽しめる大傑作です!大推薦!