素晴らしいです!ストラヴィンスキー、メシアン、ジョン・ケージ、クセナキスらとの共演歴もあるブラジルの前衛作家 Jocy de Oliveiraが1987から93年の間に残したエレクトロ・アコースティック路線の音源をコンパイルした大充実作品!収録曲は、女性の神聖性にまつわる神話や言語、文化、人種、宗教の多様性に基づいて、母系制の価値観をモチーフにした声とエレクトロニクスによる電子音響オペラ!それから、いわゆるラーガとは違った風合いでエクスペリメンタルなラーガを聴かせてくれる楽曲が収録されています!ラーガはかなり面白く、どこか典雅でありつつも異様なサイケデリアを孕んだかなりユニークなサウンドとなっていますよ!土着と洗練の極みをいく濃厚で濃密な音源ばかりで◎!ミニマル、現代音楽、サイケデリックな音源が好きな人は是非聴いてみてください!ちなみに、70年代80年代と環境問題のイベントを行ってきた彼女の意志から当初予定していたタイトル『Extratos Oniricos』から『Raga na Amazonia』(アマゾンのラーガ)へと変更されたとのことです!大推薦!