格好イイです!フランスのジャズ/エレクトロ・コレクティブ “Asynchrone”が坂本龍一の作品を再構築した意欲作!『千のナイフ』、『B-2 Unit』、『左うでの夢』といった初期のソロ作品からの楽曲、マイケル・ジャクソン、グレッグ・フィリゲインズもカヴァーした、「Behind the Mask」を含むYMO時代の楽曲3曲、それから「Merry Christmas Mr. Lawrence」、ロビン・スコットとの「Once in a Lifetime」等を取り上げています!フルート、テナーサックス、バス・クラリネット、ピアノ、チェロ、シンセサイザー、ドラムマシーン、ドラムによるアンサンブルが素晴らしく、エレクトロ、ジャズ、エキゾチシズム、ミニマル、ファンクなどの要素を孕んだクールかつエモーショナルな演奏を楽しめますよ!様々な解釈が施された楽曲群がヴィヴィッドに響いて◎!ちなみにプレスリリースでは “地味な弔辞ではなく、生き生きとした可能性に満ち溢れた、未来に向けたレコードである”、 “作曲家がいなくなってしまった今、音楽的な会話を続けようとしている” といったことが強調されています!それから、グループ名の“Asynchrone”と2017年作の『async』(本作には「Ubi」が収録)は語源が一緒とのことです。オススメ!