最高！！工藤冬里率いるマヘル・シャラル・ハッシュ・バズ、ニューヨーク録音となった16年作！マヘル特有のジャズ、サイケデリック・ロック、室内楽などを取り込んだサウンドは本作でも絶好調！工藤冬里の見事なソング・ライティングと半壊美のような独特のフォルムを想起させる奇妙で心地良いアンサンブルを堪能できる傑作です！マヘル名義では『C'est La Derniere Chanson』以来となる訳ですが、サウンド自体は良い意味でより荒く生々しい仕上がりとなっていますね！モダンでリリカルな風情を滲ませながら、時に暴発していくような演奏が最高に格好イイですよ！パルマ（手拍子）に導かれるように歌うヴェルヴェッツの“Dulce Juana（Sweet　Jane）”やファレル・ウィリアムスの“HAPPY”のカバーも◎！それから、超人気曲“Unknown Happiness”の収録も嬉しいですね！こちらのCDはLPより10曲多い34曲入り！ジャケットとタイトルはシルヴァーヘッドへのオマージュでしょうか？？？それにしても、いつ聴いても工藤冬里の歌声とギターは絶品ですね！濃厚なデカダンスに心地良く酔えますよ！大推薦！！

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