大傑作がリイシュー！アイヌの音楽家でムックリ（口琴）とウポポ（歌）の名手として知られる安東ウメ子の2003年作『Upopo Sanke (ウポポサンケ)』！トンコリ（アイヌの弦楽器）奏者のOKIのプロデュースにより制作され作品で、『Ihunke』同様ウポポの名作として名高い傑作です！シャーマニックな歌唱、神秘性を醸し出すトンコリやムックリの響き、反復を多用する演奏により展開されるアンサンブルが滅茶苦茶イイですね！コール・アンド・レスポンスによる歌唱と、ミニマルかつヒプノティックなリズムが何とも表現しがたい独特の風情を醸し出していますよ！静かなグルーヴが最高に心地良くて◎！また、十勝の農場で録音されたといこともあり、犬の鳴き声、遠雷、動物を模した声なども聞こえてくる音響的なアンビエンスも楽しめるかと思います！それから、浮遊感やソフト・サイケデリックな酩酊感なども感じさせてくれるサウンドにも魅了されてしまいますね！尋常ならざる音楽の深みに立ち会ったような感動的な傑作です！大推薦！

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