これはかなりの名演！1931年にパリの博覧会で、ガムランのグループとして初の海外公演を行ったグヌン・サリ楽団。 本作は、同楽団が1952年、欧米公演を行った際に、ニューヨークとロンドンのスタジオで録音した音源です！ガムランの煌びやかな響きとめくるめく展開をみせるリズムが混然となった音の世界は、心地良さとスリルが同居していて◎！感触や素材としてもかなり素晴らしいですが、音楽としても圧倒的に優れているのが伝わってきますね！昔の録音のためか、音色にも強烈なエコーがかかっていて、サイケデリックな音響空間としてもかなり楽しめますよ！土着的な音から浮かび上がる洗練っぷリが、本当に素晴らしいです！最高！

　試聴1　　　試聴2