滅茶苦茶イイです！東京を拠点に活動する “俺はこんなもんじゃない”のリーダー、狩生健志の2024年作！前作 『Sekai』も大好評でしたが、本作も最高ですね！“人力でも打ち込みでもない曖昧な人間/機械らしさ” をモチーフに制作された作品で、独特の音響感覚でロック、ポップス、ソウル、ボサノヴァ、フォーク、ジャズ、サイケデリック、エレクトロニカ、ベットルームポップ等、様々な音楽的要素が入り組んだエクスペリメンタルなポップソングを聴かせてくれます！多彩な音楽を取り入れながら、ジャンルを掛け合わせることで楽曲をダイナミックに拡張させるような手法はあえて避け、むしろ静的な音響感覚でミニマムにまとめ上げていくという特異で独創的なセンスが抜群にイイですよ！また、“ただの声”を歌声として機能させる独自の歌唱法はますます磨きがかかっています！“意味”と“音”の間を行き来しながら、異物感とも呼べるような圧倒的な存在感を放つ声が、ソフト・サイケデリックな音響体でもある楽曲を完成させるラストピースのような役割を果たしているようで◎！オルタナティブでレフトフィールドな感性で綴られる極上のミニマムなポップソング集です！プレスリリースではハイラマズが引き合いに出されていましたが、よく分かります！そして、今回も工藤冬里やMamitri Yulith Empress Yonagunisanでもお馴染みのフランスのレーベル “Bruit Direct Disques”からのリリースです！大推薦！

※インタビュー記事をアップさせて頂きました。是非コチラをご覧下さい。