これは凄い音源!1997年の2月13日、アレックス・チルトンがニューヨークのニッティング・ファクトリーでライヴを行う直前に停電。ライヴ中止のアナウンスが流れたあとに、アレックス・チルトンがドラマーと一緒に出てきて3本のろうそくの火が灯るなか、行ったという即興ライヴの模様が収められております!そのため、場の臨場感というか空気感がそのままコンパイルされており、非常に親密な雰囲気が漂う作品になっていますね!いわゆるブート的な音質なのですが、それが逆にこの盤の良さというか意義を表しているようで◎!全曲カバーで、ジョニー・キャッシュやビーチボーイズ、それからチェット・ベイカーの“Let’s Get Lost”等を収録!『クリシェ』や『Loose Shoes and Tight Pussy』が好きな人は必聴です!聴衆と一緒に歌う曲などもあり、クレジットには“Back Up Vocals:December Boys & September Girls”と表記されている辺りも何だかイイですね!素晴らしいです!大推薦!!