またまた凄い本が出ました!ソ連の国営レコード会社“メロディヤ”からリリースされたジャズのLPレコードを紹介する本『ソ連メロディヤ・ジャズ盤の宇宙』に続く社会主義時代(Under State Socialism)ジャズ・ガイド第2弾!本書は、ポーランド、チェコスロヴァキア、ハンガリー、ユーゴスラヴィア、ルーマニア、ブルガリアの東欧6ヶ国を巡るジャズ・レコード・ガイドとなります!約400枚のレコード紹介と各国のジャズ史も掲載された、とても読み応えのある1冊となっておりますよ!大充実の力作です!是非!
『ソ連メロディヤ・ジャズ盤の宇宙』に続く社会主義時代(Under State Socialism)ジャズ・ガイド第2弾では、ポーランド、チェコスロヴァキア、ハンガリー、ユーゴスラヴィア、ルーマニア、ブルガリアの東欧6ヶ国を巡るジャズ逍遥ツアーへご案内。ずるずると続いた冷戦の最中、ソ連・米国との付き合い方は各国一様ではなかったが、程度の差はあれどの国でもジャズを演奏することは自由を得ることを意味し、ともすれば反体制であることと直結していた。西欧・米国へ亡命する者もあれば、国内に留まって官僚内部のジャズ愛好家とひそかに共闘する者もあった。ここに掲載された約400枚のレコードは、ベルリンの壁が崩壊する前からすでに鉄のカーテンが透け透けだったことの証明である。