1941-1942年頃に国際文化振興会（国際交流基金の前身）によって、海外に日本の音楽文化を紹介するために制作された、非売品の10インチSPレコード集がCD復刻！前半に収録されているのは、室内三味線音楽！歌舞伎や文楽などでの劇中伴奏としての三味線音楽ではなく、お座敷で歌われる短い三味線歌曲が収録されています！地歌（じうた）や幕末から近世にかけて成立した荻江節や端唄、うた澤、小唄など、いわゆるお座敷芸を、当時の名人たちの素晴らしい演奏で楽しめます！中盤には、地域の祭礼や信仰などと結びついた、各地の神楽や祭囃子を臨場感たっぷりに収録！太鼓や笛、歌、掛け声などのプリミティブな演奏を楽しめます！そして、後半には、全国の“子守唄”、“わらべ歌”を、芸者が歌うお座敷化した囃子入りのものも交えて収録！宮古諸島、八重山諸島の“俚謡（民謡）”なども収録されていて、ゆったりとした歌を楽しめます！いずれも、日本のフォークミュージックであり、微分音を伴った響きに独特の風情を覚えるものばかりです！フォーク好きはもちろんですが、前衛やサイケデリックな音楽が好きな人にもオススメ出来る好内容！是非！

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