カタルーニャの情感と、時代と共振した淡いサイケデリアが融合した極上のフォーキーSSW作品!
これは素晴らしい!!ジャズロック バンド OMでの活動を経て、フラメンコ・ギターを学びながら独自のギターを展開していったカタルーニャ最高のギタリスト、トティ・ソレール、72年の傑作です!本作はジョルディ・ソレール名義の作品で、いわゆるギター作品ではなく完全なるSSW作品となっています!アコースティック・ギターと歌というシンプルな弾き語りの編成で行われている訳ですが、トティ・ソレールのフォーキーな魅力が全開!流麗なギター・プレイが見事なのは言うまでもないですが、エレガントな佇まいから零れ落ちるように発露する哀愁と情感が、情緒過多に陥ることなく絶妙な按配で胸に響いてきます!カタルーニャの情感と時代と共振した淡いサイケデリアが融合した極上の1枚!ニック・ドレイクなどが好きな人も是非!大推薦!!