面白いです!Takaoが自らの傑作『Stealth』を丸ごと作り直し、別作品として提示した2021年作!
面白いです!濱瀬元彦、武満徹、新津章夫、ヤン富田、Sean McCann等々に影響を受けたというTakaoが2018年にリリースした傑作『Stealth』を丸ごと作り直し、『Stealth -Gold Edition-』という別作品として提示した2021年作!アンビエント、ニューエイジ的であるその作風が「空想的パソコン室内楽」と評された『Stealth』と同様に、ゲーム音楽とクラシカルな感覚が同居した作品であることに変わりはありませんが、明らかに印象が異なるサウンドに仕上がっています!単純に同じ構造のアルバムを聴き比べる行為そのものの面白さも◎!“「音色」は楽曲に隷属しただ奉仕するだけの存在であるのか否か、楽曲の階層と順位の関係性、わたし達は果たして音楽に何を求め聴いているのかという意味性の再発見”とプレスリリースにありましたが、“正に!”ですね!また、同じモノが年を経て変化していく植物や生物を音楽で体感しているような不思議な感覚さもありますよ!瑞々しさも心地良いアンビエント、ニューエイジ作品として楽しめるかと思います!新曲も2曲追加されています!オススメ!