民族音楽や前衛音楽の香りをそこはかとなく漂わせたスピリチュアルなサウンドが見事な73年の怪作!
70年代アメリカで結成された音楽と劇によるパフォーマンス集団“The Entourage Music & Theatre Ensemble”、73年発表となったファースト!サックスやヴィオラ、パーカッション、親指ピアノ、キーボード、ギターなど多彩な楽器のアンサンブルが繰り広げられる本作、民族音楽や前衛音楽の香りをそこはかとなく漂わせたスピリチュアルなサウンドとなっていますね!空間を強く意識させるアンビエントなサウンド・スケープ、民族音楽を想起させるパーカッシブで土着的なリズム、叙情的な旋律、随所で耳にする生々しい即興演奏等が組み合わさった世界観には、サード・イヤー・バンドにも通じる魅力もあり◎!作品そのものからサイケデリックな光沢を感じ取れる充実の1枚です!大推薦!!