傑作!ボリビアの伝承歌とジャジーなモダン・アンサンブルが融合した見事な一枚!
素晴らしいです!フルート、サックス奏者でもあるAlvaro Montenegroが中心となり、ボリビアの伝承歌とジャジーなモダン・アンサンブルを融合させた見事な一枚!プレスリリースでは”アイラマ族の儀式や南米の民俗学のようなものと西洋音楽のブレンド”と評されていましたが、納得!伝承歌の素朴な歌の良さがアーバンな意匠をまとうことによって、ソウルミュージックを聴いているように、メロウな感覚を伴って響いてきますね!西洋音楽の中に民族/民俗音楽を取り込む例はよくありますが、本作はどちらがどちらに取り込まれるというのではなく、不思議と共存しているような良さがあります!チャランゴ、コンコータ、ケーナ、プトゥトゥ等の民族楽器に、サックス、フルートなどが有機的に組み合わさり、伝承歌の個性そのままに、メロウなポップミュージックへと結実したような大傑作です!最高!!