最高!アントワーヌ・ロワイエがBegayerと制作した21年作!女性コーラスを大胆に取り入れた大傑作!
滅茶苦茶イイです!当店でも大人気のアントワーヌ・ロワイエがMegalodons maladesを従え、フランスの3人組“Begayer”と制作した2021年作!本作はそれぞれの楽曲にお互いが参加し合う形で制作された作品となるわけですが、傑作揃いのLe Sauleの中でも最高の部類に入る好内容となっております!アントワーヌ・ロワイエによる歌とギター、そしてMegalodons maladesによる女性コーラス、パーカッション、ヴァイオリンなどを交えたアンサンブルが素晴らしく、様々な民族音楽のエッセンスを内包したようなストレンジでリリカルな極上のフォーク・ミュージックを堪能出来ますよ!土着的な感覚を神聖かつエレガントに伝えてくれるセンスにも相変わらず長けていて◎!また、ある種の仄暗さはありつつも、女声コーラスを大胆に取り入れていることもあり、過去作と比べても明らかに華やかでポップに展開されている辺りも嬉しいですね!それから、Begayerによる演奏も最高で、ギラついた弦楽器の響きでグナワ的な高揚感へと導いてくれます!アヴァン・フォークの要素も含めて強烈にオルタナティブな魅力を放っていますよ!アルバム1枚を聴くとアントワーヌ・ロワイエとBegayer、そしてLoup Ubertoのソロ作等のエッセンスを混淆させたような印象で、これまでの彼らの作品にはないくらいに開かれたサウンドとなっています!そして、改めてサラヴァを思い出してしまいますね!人気作『Chant De Recrutement』に勝るとも劣らない大傑作です!幅と深みのある演奏が聴き手をリリカルな高揚感に包んでくれます!本当にイイので、是非聴いてみてください!大推薦!