コンセプト・アート・カントリーの大傑作!不穏な空気が渦巻くある種の過激さを美しい歌唱で表現!
これは嬉しいリイシュー!カントリー界のレジェンドにして、ヴィジュアル・アーティストとしても活躍するテリー・アレンの75年作!ガイ・クラークやデヴィッド・バーン、ルシンダ・ウィリアムスとの仕事や、オルタナ・カントリー世代からもリスペクトを集める存在として知られているテリー・アレンの最高傑作と呼ばれている作品です!本作は、テレンス・マリックの『地獄の逃避行』、デヴィッド・リンチの『ワイルド・アット・ハート』、それからコーマック・マッカーシー『国境三部作』、ロベルト・ボラーニョの『2666』と共振しているコンセプト・アルバムとも評され、暴力や不穏な空気が渦巻くある種の過激さを伴う作品として絶大な支持を得ている訳ですが、サウンドも本当に素晴らしいですね!
自身によるピアノと歌を軸に、ジェファーソン・エアプレンのピーター・カウコネンとグレッグ・ダグラスを迎えて制作され、シンプルなカントリー、フォーク、ブルースを織り交ぜた見事なアンサンブルにSEを交えて展開されるサウンドは活き活きとした味わい深さがありますよ!そして、なんといってもテリー・アレンの伸びやかで生々しい歌唱が最高にイイですね!リリカルなメロディに胸が締め付けられる思いがして◎!テリー・アレンのアート作品も掲載されたブックレットも大充実です!大推薦!!