アルゼンチンを代表するギタリスト、キケ・シネシの14年作!叙情性を色濃く滲ませた美しく詩的な世界!
やはり最高ですね!現代アルゼンチンを代表するギタリスト兼作曲家キケ・シネシ、オリジナルの新曲を収録した作品としては9年振りとなるソロ作!カルロス・アギーレとのライヴ盤も素晴らしかったですが、2枚組仕様となってた本作も最高ですね!1枚目は初来日ツアーで訪れた7都市の印象を描いた『7 suenos(7つの夢)』!そして、2枚目は、家族への想いを綴った作品を中心にした『Familia(家族)』という構成となっております!どちらもとにかく素晴らしく、柔らかくしなやかでありながらも、芯のある強い音色を聴かせてくれる見事なギター捌きと、叙情性を色濃く滲ませた美しく詩的なメロディが極上の味わいを産み出していますね!サックスやチェロ、パーカッション等を交えつつ展開されていく訳ですが、どの曲にもフォルクローレ、ジャズ、クラッシックなどの要素が散見されていて◎!緊張感あふれる完璧な演奏からこぼれていく瑞々しい感性が作品をより奥深いモノにしていますね!いずれにせよ、高密度で圧倒的な作品ですよ!大推薦!!