精霊信仰シャーマニズムにおける交信歌“ヨイク”を、Chris Watsonが極上のフィールド録音で捉えた傑作!
これは最高!!スカンジナビア半島やロシア北部に居住する先住民族サーミ人の音楽“ヨイク”の歌い手Ande Sombyによる2016年作!本作は精霊信仰シャーマニズムにおける交信歌“ヨイク”を、最高のフィールド録音作家でもあるChris Watson(Cabaret Voltaire、Hafler Trio)が録音したという極上の1枚となっています!ノルウェーの野外でフィールド録音という形で制作された訳ですが、Ande Sombyの歌う“ヨイク”と鳥や虫の鳴き声等、空間そのものを見事に捉えた自然音が素晴らしく調和していますね!自然音をバックに語るように、唸るように歌うAnde Sombyの歌唱には、自然と寄り添うというよりは自然と対話をしているような魅力があり◎!Chris Watsonによるフィールド録音も端正で美しい静けさを伝えてくれていますよ!歌は妖精や神話からモチーフを得ているようですが、作品自体にもそういった神秘的とも思える特別な力が漲っていますね!張りつめた静謐な自然音の中に土着的な歌声がこだまする叙情的で詩的な傑作です!民族音楽、アンビエント~電子音好きリスナーにオススメできる極上盤!大推薦!!