「廃墟」や「亡霊」を想起させる世界を叙情的に描いたギター作品!深い残響音が詩的に響きます!
素晴らしいです!”井手健介と母船”の活動などでも知られるギタリスト、清岡秀哉によるソロ作品!深い残響音を孕んだギターの音が「廃墟」や「亡霊」を想起させるような不穏で生々しい世界を描いていますが、決して露悪趣味に陥らずにあくまで叙情的な所に着地している辺りに強い作家性を感じますね!フリオ・リャマサーレスの『黄色い雨』やTodd Hidoの『A Road Divided』にインスパイアされたとのことですが、白昼夢の中で生と死が混在していくような不思議な感覚が本作にも流れています!詩的で映像的、そしてモノクロを強く感じるギター作品!「喪に服した弦」というタイトルも格好イイですね!オススメ!!