”祈りと鎮魂”!静かな音の中にも確かな広がりを感じられる素晴らしきギター作品!
大阪を拠点に活動するギタリスト、鈴木庸聖の2012年作!”祈りと鎮魂”をテーマにしたという本作、静かな音の中にも確かな広がりを感じられる素晴らしい作品に仕上がっています!”旋律”、”間”、”響き”の相関関係が絶妙で、2曲で使用されるブロークン・ギターの効果もあってか、西洋音楽と東洋音楽、聖歌や禅、ミニマルや現代音楽などと、聞き手の入り込む場所によっては、様々なことを想起させてくれる音楽となっています!シンプルなメロディを奏でながらも、良い意味で捉え所の無さを持っている辺りも◎!独特の詩情が、慎ましやかに胸に響く良作です!オススメ!