テーマやモチーフを自在に変容させていきながら、全体を静けさと郷愁で貫いた傑作!
イイですね!“サイツ”や“ふちがみとふなと”等の活動、そしてジャズ、ロック、フォークから島唄、チンドンに到るまで様々なミュージシャンとの演奏を続けているコントラバス奏者、船戸博史のソロ・アルバム!関島岳郎、中尾勘二を共演に従えた本作、アート・アンサンブル・オブ・シカゴ(“マラカイのひとりごと”、“AEC”という曲あり!)のようなフリーの質感と心地良いメロディが同居しているような素晴らしさがあります!テーマやモチーフを自在に変容させていきながらも、全体を静けさと郷愁で貫いたような統一感が◎!何度も聴き返したくなるような傑作ですね!大原裕の『ななしのストリッパー』のカバーも秀逸ですよ!オススメ!