ハウシュカの2017年作!ミニマル・ミュージックとクラッシックの要素が重厚に絡み合う名作!
今回も最高です!ポスト・クラシカルの先駆者にして、“プリペアード・ピアノ”の可能性を探求する作曲家兼ピアニスト、ハウシュカの2017年作!「自動ピアノ(※下記参照)」を取り入れた本作、複雑なリズムパターンと美しいメロディ、ヴィヴィッドな音色に彩られた作品で、ミニマル・ミュージックとクラッシックの要素が交ざりあった前作を更に重厚に推し進めたような作品となっていますね!ヨーロッパ的なデカダンスと耽美的な風合いが、ミニマル・ミュージックの高揚感と掛け合わさりダイナミックでドラマチックなサウンドとなり響いてきますよ!複雑に絡み合う様々な音はどれも立体的で、耳を澄ますほどに歪さを伴った見事な構築美がクッキリと浮かび上がってきて◎!気高くも退廃的な雰囲気に、甘美な心地で陶酔できるハウシュカならではの魅力がギッシリと詰まった名作です!ダウンロード・コードが付いています!大推薦!!
※巻紙(ピアノロール)に記録された楽譜を読み取って空気の力で自動演奏するピアノとして19世紀後半に発展した楽器で、ピアノラ、プレイヤー・ピアノとして知られています。現代では巻紙ではなく録音データを使いコンピューター制御により自動演奏されています。コンロン・ナンカロウの作品も有名ですよね。
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