太鼓とパーカッション、歌とコーラスで繰り広げられるハイチのヴードゥー・アンサンブル!
イイです!ハイチのルーツ・ミュージック”Mizik Rasin”(ミジク・ラシン)”を背景にした7人組グループ、Chouk Bwa Libeteの15年作!本作はヴードゥーの聖地、ゴナイヴェ地方で演奏されたとのことですが、太鼓とパーカッション、歌とコーラスで繰り広げられヴードゥーのアンサンブルを楽しめる良作となっています!元々は儀式やコミュニティで演奏される音楽で、奴隷の悲嘆、怨念とアフリカ回帰を陶酔のリズムとダンスで表しているとのことです。土着性の高いサウンドを綺麗な録音で捉えた作品で、ヴードゥーのドロッとした質感をというよりはある種の素朴さを楽しむといった感じでしょうか!フィールド録音も交えて展開される臨場感も◎!豊富なリズム・パターンと熱気を帯びた歌が非常にイイですね!オススメ!!