サンティアーゴ・バスケスの歌モノ作品!淡いサイケデリアに身を包んだ美しくメロウな傑作!
格好イイです!プエンテ・セレステやその他、様々なセッションで活躍するアルゼンチンの名打楽器奏者、サンティアーゴ・バスケスの2014年作!本作は優れた音響感覚で美しくメロウな世界を描いた歌モノ作品となっています!スピネッタのような甘くリリカルなメロディが素晴らしく、静かな情感で全編を貫いているような魅力があります!随所に現れる抜群のリズム感覚や、微睡へと誘うようなストリングスやコーラスが作品をより活き活きとしたモノにしていて◎!淡いサイケデリアに身を包んだAOR的な味わいがたまらない傑作ですよ!穏やかな喪失感を想起させる音の佇まいに、なんとなくビーチ・ボーイズの『フレンズ』や『サーフズ・アップ』辺りを思い出してしまいました!洗練された歌心が沁みてきます!オススメ!!