“アルゼンチン音響派”の中でも一際風変りな世界観を提示する奇才、アクセル・クリヒエールの15年作!
イイです!!アレハンドロ・フラノフやサンティアーゴ・バスケスと並び称される“アルゼンチン音響派”を代表するアーティスト、アクセル・クリヒエールの2015年作!アクセル・クリヒエールは、個性派揃いの“アルゼンチン音響派”の中でも一際風変りな世界観を提示する奇才として知られている訳ですが、本作でもその唯一無二の世界観は大炸裂しています!先史時代の美術作品としても知られるラスコー洞窟の壁画からインスパイアされたという本作、“石器時代の男”をテーマにしたストーリーをモチーフに制作!サウンドの方はラテン音楽をベースに、B級映画のサントラや、西部劇の音楽、ブルージーなダブ・ステップ、ファンキーなディスコ・トラック、バルカン音楽、ロカビリーなど、雑多な音楽要素を持ち前のラウンジ感覚で表現した良い意味で捉え所のない作品に仕上がっていますよ!ジャズやロック、エレクトロニカにアルゼンチンのフォルクローレ、それから実験音楽などが根深い所で密接に繋がりあっているような面白さがありますね!アレンジ&演奏ともに◎!大推薦!!