イイです!Walter Smetakによる74年作!カエターノ・ヴェローゾがプロデュースしたアヴァンギャルド作品!
素晴らしいです!スイスのチェリスト、作曲家、彫刻家、作家 Walter Smetakによる1974年作がリイシュー!Walter Smetakはブラジルに移住後、バイーアのアヴァンギャルド音楽におけるキーパーソンとなりトロピカリアへ多大な影響を与えたことでも知られています!そして、本作はカエターノ・ヴェローゾとRoberto Santanaのプロデュース、ジルベルト・ジルのサポートを受けて制作された作品で、Walter Smetak自身の自作楽器をフィーチャーしたかなりアヴァンギャルドな内容となっていますね!自作弦楽器の旋律/響きを軸に声や物音、電子音などを交えながら展開されていくサウンドがとにかく絶品!独特の間合いや空間性が感じられ、現代音楽や即興演奏、民族音楽のフィールド録音などを彷彿させる魅力がありますよ!神秘的にも牧歌的にも聴こえるかもしれませんが、聴き込むほどに音の必然性のようなモノも強く感じる傑作です!いわゆるトロピカリア的な世界を想像すると肩すかしを食うかもしれませんが、一風変わった前衛音楽を探している方にはオススメです!また、ブックレットには使用した楽器の写真を掲載!そしてカエターノ・ヴェローゾによるライナーノートも楽しめます!コチラとあわせて是非!オススメ!