最高!工藤冬里がガラ携に吹き込んだメロディを元に展開されるコンセプチュアルな傑作!
最高!工藤冬里がガラ携のボイス・レコーダーに断片的なメロディを吹き込み、橋坂愛とその家族が同じ断片的なメロディで返信を行い、そしてそのメロディを元にマヘル・シャラル・ハッシュ・バズが演奏を行うというコンセプチュアルな作品!工藤冬里がガラ携に吹き込んだメロディはどこか寂しげな哀愁が感じられ◎!そして、橋坂愛の歌うメロディは子供の存在も相まってか親密な空気感が流れていて、こちらも非常にイイですね!フィールド録音的な風情がリリカルなムードを醸し出しているので、鼻歌(?)の中に潜む喜怒哀楽が妙に沁みてきますよ!そこに、マヘル・シャラル・ハッシュ・バズの演奏が入ると一気に立体的なサウンドが立ち上り、メロディの響き方が様変わりしていきます!この一連の流れにグッと惹きこまれてしまいますね!3つの場所と時間で奏でられるメロディのそれぞれの妙を堪能できる傑作です!45回転の2枚組、そして3つの演奏をミックスしたCDがまた凄いです!大推薦!
※ジャケットの角に軽度の折れがあります。