イイです!ジャワの音楽の要素を現代音楽的な響きで、即興を交えて演奏した好盤!
これは最高!!『The Face Of The Earth』や『Aestuarium』でも素晴らしい演奏を聴かせてくれた女性ヴォーカリストJessika Kenneyとヴィオラ奏者Eyvind Kangによるコラボ作品!ペルシャ音楽やアジア音楽の要素を交えながら現代音楽的な響きを持った楽曲を即興演奏を交えながら展開していくという音楽性に大きな変化はありませんが、本作では多くのゲスト・ミュージシャンを迎えての制作となっています!
A面はEyvind Kangによる作曲でヴァイオリンでIlan Volkov、チェロでHildur Guonadottir、ギターでOren AmbarchiとStephen O’Malleyが参加!ピチカートの音、ギターによるハーモニクス、そしてJessika Kenneyの声等がとても印象的で、交錯していく響きの中で儀式のような張りつめた空気感が産まれていますね!それから、B面はJessika Kenneyによる作曲で、自身の声とNova Ruthの声をフィーチャーした作品で、ジャワの楽器を演奏するシアトルのGamelan Pacificaも参加した神秘的な楽曲!揺らぐ響きには神々しく煌めいているような魅力があり◎!やはりガムラン演奏に通じる雅な雰囲気も感じられますね!頗るイイですよ!45回転、長尺の2曲入りです!大推薦!!