キューバの”ダンソーン”の名作!アクセントを効かせたリズムと管弦楽器の甘美な響きが◎!
これは名作!!キューバ・ポピュラー音楽の代表的スタイル、“ダンソーン”にスポットを当てた作品集です!“ダンソーン”というと、20世紀に定番化したヴァイオリンやフルート主体のチャランガ編成が有名ですが、本作はトロンボーンやクラリネットといった管楽器を主体としたダンソーン最初期のティピカ編成の演奏を楽しめる作品となっています!19世紀後半の黄金期のダンソーンに思いを馳せながら演奏を楽しめるというのが、本作の肝ですね!アクセントが随所に効いた極上のリズムと管弦楽器の甘美な響きが、ノスタルジックという言葉で表現しきれないようなまろやかでコクのある情感を運んできてくれますよ!19世紀生まれのクラリネット奏者/作曲家でダンソーンの発展にも寄与したホセ・ウルフェーの作品、それから、本楽団のリーダーであるコルンビエーのオリジナル曲などを収録!心に沁みてくるような、ウキウキしてくるような不思議な情緒に満ちた傑作です!タイトルは“ダンソーンに捧ぐ”という意味ですね!大推薦!!