エミリオ・アロの新バンド!トイポップ、アンビエント経由で発露されるエキゾチシズムがヴィヴィッドに響く傑作!
これは最高!音響派以降のフォルクローレ的な感覚をオーガニックかつサイケデリックに展開するアルゼンチンの奇才、エミリオ・アロがウェンチ・ラソらとなんと新バンドを結成!トイポップやアンビエント経由で発露されるエキゾチシズムがヴィヴィッドに響く傑作に仕上がっていますね!カリンバを改造したカリンバフォンという名の自作楽器やラップ・スティール、バリトン・ギターが醸し出す幻想的で異界的なサウンドが素晴らしく、心地良さの中にもどこか不穏な空気感が漂っている感じが非常にイイですよ!ノスタルジーと胸騒ぎが交錯していくような佇まいがあり◎!エミリオ・アロ自身が過去作で引用していた「ツイン・ピークスのテーマ」をエキゾチシズムで塗したような面白さもありますね!アルゼンチンや南米の音楽好きは勿論ですが、ハイラマズ、VIDEOTAPEMUSIC、マーティン・デニー、SUGAI KENらが好きな人も是非聴いてみて下さい!パーカッシブなグルーヴで貫かれたミニマルな演奏が最高にイイですよ!メロウかつリリカル、抜群の中毒性を誇る魅惑の1枚です!大推薦!
LPはこちら