最高!ピアニスト、トウヤマタケオが『飛ばない日』以来となる8年ぶりのソロ・アルバムをリリース!
最高!『三月のワルツ』、『飛ばない日』が当店でも大人気のピアニスト、トウヤマタケオの8年ぶりとなるソロ・アルバム!『飛ばない日』の発売以後、活動拠点を大阪から尾道へと移し、自身のソロ公演や阿部海太郎との公演、徳澤青弦とのthrowing a spoon、画家 nakabanとのlanternamuzica、8ビート偏愛ユニットPATO LOL MAN、翻訳家 柴田元幸、作家 古川日出男との公演や多くの舞台音楽、それからエゴ・ラッピンのツアーへの参加等々、多岐に渡り様々な活動をしてきたトウヤマタケオが満を持してリリースした作品が本作となります!情緒過多に陥らない絶妙なメロディと演奏を、暖かみのある音色で楽しめる素晴らしい内容ですね!親密なクラッシック作品のようでもあり、クラシカルな音響作品のようでもある音の佇まいが滅茶苦茶魅力的ですよ!シンプルで深みのある旋律と明確なサウンドヴィジョンが同居している辺りには、サティとモノ・フォンタナ(『Ciruelo』&『Cribas』)の中間のような感性も感じられて◎!それから、当真伊都子の声を活かした親密なミニマル・ミュージックも最高ですね!程よい緊張感とリラックス感が交錯していくような絶妙な居心地の良さがあります!作品全体はある種の静謐さで貫かれていますが、瞑想感というような大袈裟な感じではなく、自然との対話、ふとした時の思索的な瞬間によく似合うかもしれません!いずれにせよ、旋律の美しさのみならず、音の響きや震えが静かなるアンビエンスとなって聴き手を魅了する傑作です!大推薦!
※タイトルは”あたりはしんとして”と読みます。