アントワーヌ・ロワイエとフィリップ・クラブによる共作盤!風通しの良い見事なアヴァン・シャンソンです!
格好イイです!当店でも大人気のアントワーヌ・ロワイエとフィリップ・クラブによる共作盤!本作は2013年から断続的に約4年間をかけて制作したという作品で、ワールド・ミュージックの要素や実験精神に彩られた見事なアヴァン・シャンソンを展開しています!2人のギターと歌を軸にしたフォーキーなサウンドに、カリンバやアコーディオン、ピアノやロンメルポット(※)等を加えたアンサンブルにはヴィヴィッドな味わいがあり◎!美しくもクセのあるメロディを持った楽曲が並ぶ本作を、風通しの良いポップな作品へと仕上げていますね!また、2分台の楽曲が並ぶ構成も小気味よく、多彩な楽器の音色や曲展開が様々なイメージを次々に呼び込んでいくような作品となっていますよ!ティラノザウルス・レックスやドノヴァンを想起させながらも、最終的にはフランス的な情感で包んだような面白さも◎!楽曲の良さとアレンジのユニークさが際立つ傑作です!
それから、マリオン・クーザン、オーレリアン・メルル、ローレン・セリエス、Borja Flamesといったレーベル ”Le Saule”の仲間も参加!シンプルでありながらも音の仕掛けが多いので何度も聴きたくなるような魅力がありますよ!大推薦!!
※ロンメルポット(rommelpot)
ヨーロッパ各地で主として子どもによって演奏されていたもので、壺の口を動物の膀胱で作った膜で閉じ、その中央に棒を挿し込む。
この棒を上下に動かしたり、錐をもむようにして回転させながら、皮の切口を摩擦して音を出す。