独創的なギターと繊細な歌を軸に、実験意識を強く感じさせるポップで風変りなシャンソン作品!
傑作!!現代のサラヴァとも賞されるフランスのレーベル“Le Saule”の名SSW、フィリップ・クラブの2015年作!前作、前々作と充実の作品をリリースしておりましたが、作詞、作曲、歌、演奏、全てをフィリップ・クラブが一人で手掛けた本作も最高ですね!独創的なギターと繊細な歌を軸に、声を様々な場所に配置したり、コラージュを織り交ぜたりと、実験意識を強く感じさせるポップで風変りなシャンソン作品となっています!不協和音をも交えつつ、フォーキーに展開されていく訳ですが、時にノイジーな音を響かせながらも終始、仄暗くエレガントな感性で貫かれていますよ!クラッシックというか現代音楽的な響きを感じさせてくれる辺りも◎!強い美意識を感じさせる前衛フォーク、前衛シャンソン作品です!“Le Saule”特有の半壊美を感じさせてくれる音のフォルムもイイですね!大推薦!!