絶品!乾いた官能!アリゾナ経由のフレンチ・アヴァン・ポップ!砂漠のボサノヴァ・レコード!
素晴らしいです!キャレキシコやジャイアント・サンドと並び称されたアリゾナ州ツーソンの名ユニット、アモール・ベローム・デュオの片割れ、フランス人ミュージシャン、ナイーム・アモールのソロ、3作目!砂漠のような乾いた空気感と、フレンチ・ポップ的な官能が交錯したサウンドには、独特の色気と詩情が感じられて◎!ボサノヴァ、サンバやアメリカーナ、フレンチといった音楽的なエッセンスが、これ見よがしではなく、ナチュラルに混交したまま発露されている感じがとにかく素晴らしいですね!自身がてがけたライナーには「色々な要素を折衷すればするほど伝統的フレンチポップに近づいていった」っていうくだりがありますが、正に!これはある意味ポップ・ミュージックの本質ですね!ハウ・ゲルブやジョン・コンヴァーティノも参加!優れた砂漠のボサノヴァ・レコードです!最高!